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生徒同士がお互いのCG作品を見て完成度を向上。CGアニメのコンペで最優秀、多数入賞を達成
動画
2019.10.28
神戸電子専門学校
3DCGアニメーション学科
田中佑弥先生、西條広和先生
藤本滉大さん、河原俊民さん、津村詩音さん、奥村優雅さん
* 学生の制作物の進捗管理やフィードバックが、メールや紙ベースで非効率だった
* Brushup導入により、学生とのやり取りがオンラインで一元化され、指導の質が向上した
* 教員の負担が軽減され、学生の作品提出や修正対応がスムーズになった
神戸電子専門学校の3D CGアニメーション学科では、生徒が作成したCGのレビューに Brushup を活用しています。同学科の2年生は今年6月、先生と仲間たちから意見を取り入れながら、第5回アニメータードラフト会議にCGアニメ作品を出品し、見事に1位を獲得、7名が入賞するという快挙を達成しました。動画レビューに Brushup を導入するメリットは何なのか? ドラフト会議に挑んだ先生と生徒さんに語っていただきました。

田中先生 今年の春先です。学校で制作管理ツールを導入しようと考えていたときに、Brushup さんからうちの校長に提案があったのがきっかけでした。試験的に本学科で使ってみてから、5月に応募締切を控えていたアニメータードラフト会議の出品作品づくりに、本格活用しました。
西條先生 学科のサーバーにアップするだけで、とくに管理ツール等は使っていませんでした。Brushup を導入したことで、制作物の管理は格段に便利になりましたね。課題を出したあとで、生徒一人ひとりの作品がどういう状況にあるか一覧することができますし、誰が宿題をやっていないかも一目瞭然となりました(笑)。
藤本さん アニメータードラフト会議(※)は、デザイン・クリエイティブ業界の大手商社 Too. が主催するコンペです。応募できるのは来年に就職を控えたCGアニメーションを学ぶ最終学年の学生で、「ドラフト」の名の通り、優秀な成績を修めた人は協賛する映像会社、アニメ制作会社、CGプロダクションなどから「うちに来ない?」と声をかけてもらえるんです。
河原さん 5回目を迎えた今回のテーマは、「THE BATTLE」というテーマでした。あらかじめ用意された絵コンテにもとづき、ロボット2体がミサイルを打ち合って戦うCGアニメーションを作るという課題です。指定の絵コンテは「(映画)マトリックスばりにギリギリで(ミサイルを)かわす」といったように、ざっくりとしか説明が指定されていないので、それをどう解釈して表現に落とし込むかで、作品の出来が決まります。 ※)指定の絵コンテとともに、神戸電子専門学校の生徒さんが制作し、見事入賞を果たした作品の数々をこちらで見ることができます。https://www.too.com/atsuc/2019/draft.html

津村さん Brushup は文字コメントだけでなく、動画にそのまま手描きで指示線などを書き込むことができるので、「ミサイルの軌道はもっとここまで大きくしたほうがいい」といった先生からのアドバイスが、ひと目でわかるのがとても助かりました。

実際に Brushup 上でアドバイスをしている様子。具体的な線で描き入れられているので生徒にも分かりやすい。

具体的にどのシーンに対してのアドバイスかも一目で分かる。
河原さん UI が直感的でわかりやすいので、すぐスムーズに使いこなせるようになりました。スマホに LINE のようにコメントが届き、動画のレビューが確認できるのもいいですね。作品を先生に提出して、帰宅途中の電車の中で先生からのフィードバックを確認したこともあります。
田中先生 それまでは、生徒の後ろから画面を覗き込んで修正のアドバイスをしていました。同時間に同じ教室にいなくても、休みの日や帰宅後の時間があるときに作品を見て、すぐ評価を返せるのはとても便利でした。アドバイスのログが Brushup 上に残るので、個別の作品にどういう改善を促したか、どこまでそれが反映されたか、いつでも確認できることも、教員にとってはありがたいですね。
西條先生 じつはこのアニメータードラフト会議は、昨年もうちの学校から優勝者が出ているんです。「今年も優勝できたらマグレではなく、うちの学校の実力が認められたということだぞ」と生徒にハッパをかけていたので、私たちもコンペの結果にとても喜んでいます。沢山の応募があったなか、ドラフト指名があった上位 14 作品が表彰されたのですが、そのうち7つが神戸電子専門学校の生徒の作品でした。
藤本さん 先生のアドバイスも作品の完成度を高めるのに役立ちましたが、自分以外のクラスメイトがどういう動画を作っているか、Brushup 上で確認できるのが非常に役立ちました。「あ、この表現のアイディアいいな」と思うところを自分の作品にすかさず取り入れたり、逆に僕は真似されるのが嫌だったので、自分の作品をアップするときはサムネイルを隠す機能を使って、他の人に見られないようにしてました。
田中さん セコッ!(一同笑)。でもそのおかげで藤本くんの作品は 1 位を獲ったわけだから、みんなに感謝しないとな。
藤本さん ホントですね、皆さんありがとうございました。

西條先生 本当にそれは言えますね。誰かの作品の改善すべきところが、じつは他の人の作品にも共通していることって、よくあるんです。他の生徒の進捗状況や完成度を、リアルタイムで確認しあい、まさにみんなで作品をブラッシュアップしたことが今回の結果を生んだと思います。
藤原さん はい、僕はテレビアニメや劇場アニメのCG制作でよく知られる、ドラフト参加の大手制作会社に内定をいただきました。自分の好きな作品をいくつもその会社が作っているので、入社してから仕事ができるのが楽しみですね。
河原さん コンテストが終わった後に制作した、個人のデモリール(アニメ作品集)を評価いただき、関西に本社がある格闘ゲームで知られる大手ゲーム会社に就職することになりました。そのデモリールも、Brushup で先生からアドバイスをいただきながら制作しています。
津村さん ドラフトがきっかけで、CGアニメーターを募集していた老舗のアニメ制作会社から声をかけていただきました。アニメーター志望の学生にとっては憧れの会社なので、本当に嬉しかったです。
奥村さん 私はテレビCMやアニメ、ゲームなどの制作をしている会社にCGクリエイターとして入社する予定です。ドラフトには参加していない会社でしたが、コンテストに応募した作品はじめこの学校で取り組んだ制作物が評価されました。1年生のときから卒業後はその会社で働きたいと思っていたので、夢が叶いました。
田中先生 Brushup を活用することで、先生と生徒たちのコミュニケーションも円滑になり、学科全体に良い影響があったと感じています。今回は3D CGアニメーション学科の 2 年生のみの導入でしたが、これからは 1 年生も含めて全学科に導入を考えています。
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