CASE STUDY

導入事例

「Brushupなしでは仕事ができない体になりました」。これは、制作業界を救う発明!5分でいいから使ってみてほしい

神戸デザインセンター 様

執行役員/COO 山下和希さん
ディレクター・編集者・ライター 松本有希さん

神戸市三宮で市役所や地元企業のパンフレット、販促物などを制作する神戸デザインセンターでは、数年前からBrushupを制作業務に導入しています。入社後はじめてBrushupを使用して「便利さに驚いた」という制作スタッフのお二人に、日々の業務で感じているメリットについて伺いました。

神戸デザインセンターでは、どのようなお仕事が多いのでしょうか。

山下さん グラフィックデザインを中心に、イベントの企画、広報などを幅広く行っています。2007年に創業者のグラフィックデザイナー・濱章浩が、お店などのロゴデザインを手掛けたのがスタートで、2012年に法人化して株式会社神戸デザインセンターという名前になりました。神戸市や地元企業、美術館などのパンフレットやそれに付随するノベルティなども作成しています。

松本さん イベントでは民間主体のものから行政が関わるものまで、企画の段階からアートディレクションすることが多いです。過去には「六甲ミーツ・アート」「TEDxKobe」「神戸マルシェ」「保育フェス」「旧居留地ナイトマーケット」「078KOBE」などのイベントを手掛けてきました。

デザイン事務所でありながら「書庫バー」という本が読めるバーを運営されています。

松本さん 神戸デザインセンターの理念は、「デザインの力でわくわくする未来を紡ぐ」です。パンフレットや冊子の制作の他に、イベントやバーを手がけるのも、デザインを軸に、いろんな人や物事と出会える場を作っていきたいからです。「神戸の街を元気にしたい」と思いながらスタッフ一同仕事に取り組んでいます。

地元神戸と密接に結びついたデザイン事務所というわけですね。お二人の担当業務は?

山下さん 私は主にプロジェクトマネージャーの立場で、お客様のご要望をヒアリングし、社内のデザイナーへと橋渡しする役割を担当しています。入社は2年前です。それまでは自動車メーカーや小売企業に務めていたのですが、写真が好きで独学で学び、デザインに関連する仕事をしたいと思うようになって転職しました。

松本さん 私も入社は2020年の4月です。それまでは関西の大手私鉄グループが発行する広報紙の編集部に、編集者として17年間勤務していました。毎号60万部も発行する広報紙でやりがいも大きかったのですが、さすがに17年もやると少し飽きまして(笑)、キャリアを活かして、大好きな神戸で、仕事の幅を広げてみたいなと思ったんです。それで社長の濱に、「神戸デザインセンターには編集者が必要です!」と力説したのが、入社のきっかけです。いまは弊社で作る紙もの全般の編集を担当しています。

Brushupはすでに入社時に導入されていたそうですが、初めて使ってみてどう感じましたか?

山下さん それがもう……、使ってすぐに「これこそ、自分がやりたかったことだ」と感じました。僕自身はデザイナーではありませんが、入社以前から、お客さんから要望を聞いて、それを整理してデザイナーに伝えることで、沢山の人に喜ばれる良いものを作ってみたいと思っていたんです。ちょうど入社したタイミングで新型コロナウィルスが一気に拡大し始め、スタッフもほとんどリモートワークだったのですが、Brushup を使うことでまったく滞りなくデザイナーとやりとりできました。修正の指示や確認も、抜け漏れなくできて、「こんな便利なツールがあったんだ」と驚きました。

松本さん 私も Brushup を使ったのは入社後ですが、画面上で赤字修正とチェックが全部できるのを見て、「いままで17年間、ずっと紙にペンで赤字を入れ続けたのはなんやったんやろ」と衝撃を受けました。前の会社にいたときは、店の名前や連絡先など事実関係に絶対に間違いがないように、何人もの編集者が2重、3重のチェックをしていました。取材先の人にも確認をしてもらって、その修正も入れるので、いつもゲラの余白に書ききれないぐらい赤字を入れてたんです。修正が多いときは、ゲラの裏側にまで書き込んでました(笑)。

それはすごい……、でも確かに、手書きで修正が多いとそうせざる得ないですよね。

松本さん 手書き文字は人によってクセがあるので、制作会社の人が読めなかったり誤読したり、ミスが起こる原因になっていました。赤字が2校、3校のゲラできちんと直っているかどうかをチェックするのも大変でしたが、Brushup ならひと目で修正箇所を確実にチェックできます。デザイナーが文字を修正するのも、赤字をコピペするだけでいいので、間違いが起こる可能性が限りなく少なくなりました。

また、「この写真をもう少し大きくしてください」とか「イラストの位置をここに移動してください」といったイメージ的なことも、前はフセンに書いて貼り付けたりしていましたが、Brushup なら矢印を使って明確に指示したり、コメント欄に細かいニュアンスまで書くことができます。あと、以前は大容量のデザインデータを送るときに、いちいちダウンロードしてファイル便などにアップロードし直していましたが、Brushup ならアプリ上で「共有リンク」を送るだけで済むのもすごく便利です。

制作業界に携わる人は、騙されたと思って一度使ってみてほしいです。これ以上の業務改革はないと感じますし、これはもう「発明」です。

体感的にですが、紙ものを制作する作業の手間やかかる時間は、Brushup を使うことで半減したと感じます。「こんな便利な校正サービスが世の中にあったんや」と驚いて、古巣の同僚らや他の会社の人にも「絶対使ったほうがいいですよ」「なんで使わへんの」「5分でいいから使ってみて」と勧めてるところです。私自身、Brushup がなければ編集の仕事ができない体になったと感じてます(笑)。

最高のご感想、ありがとうございます(涙)。松本さんのような方が1人でも増えていくよう、サービスを広げていきます。