セミナーレポート、Prott と Brushup で実現する "チームコラボレーション"

こんにちは、Brushup プロダクトオーナーの水谷です。
7/20 (水)、グッドパッチさんと共催セミナーを行いました。フェンリルは、グッドパッチさんのプロトタイピングツール Prott に大変お世話になっています。またグッドパッチさんもフェンリルも UI/UX のプロ集団という共通点があるため、仲良く交流させていただいており、その中で今回の企画が持ち上がり、実現に至りました。

テーマは “チームコラボレーション”

グッドパッチさんの Prott のキャッチコピーは “1000 の会議より、1つのプロトタイプ”。デザイナーが制作したアイディアを高速で動く形にすることで、使用感をすぐに確かめることができるプロトタイピングツールです。一方、フェンリルの Brushup のキャッチコピーは “いいデザインは、いいレビューから”。イラスト制作や動画制作において、質が高く、効率的なフィードバックを可能にするレビューツールです。
いずれも制作におけるチーム内のコラボレーションを円滑にするという共通点があり、セミナーのテーマは “チームコラボレーション” に決まりました。

会場は大阪堺筋本町のコワーキングスペース TheDECK

セミナー会場は、大阪市営地下鉄の堺筋本町駅に直結しているコワーキングスペース TheDECK。デザインにこだわる会社同士のセミナーなので、会場にも、もちろんこだわります。実はこの TheDECK、今年の4月1日にオープンしたばかりで、フェンリルもスポンサーになっています。業種問わず、さまざまな企業が活用しており、刺激的、且つお洒落な空間ですので、ぜひともご利用ください。

セミナーだからこそ、伝えられる Brushup の魅力

イラスト制作や動画制作の現場において、Brushup は抜群に相性が良いです。しかし、実は教育機関や公共交通機関など、一見、Brushup と関係なさそうな業種からのお引き合いもいただいています。それはなぜか?実社会において、レビューは、制作物だけではなく、事象の写真や動画に対しても行われているからです。
例えば、ある物体が破損としたとしましょう。それを写真や動画に撮って、Brushup にアップすれば、それを見た人はどういう事象が発生したのか一目で分かります。そして、そのあとのレビューへとつながります。

  • 破損の原因はなにか?
  • 破損に対する影響範囲は?
  • 写真の中の具体的にどこが破損しているのか?
  • 破損した後の暫定処置は?
  • 修理業者への連絡は?いつ直るのか?

最後に修理が終わった物体の写真を Brushup にアップすることで、それを見た人は、その事象が終わったことを認識できます。そして、これらのやりとり ( = レビュー) を写真や動画を交えて、一連の流れが見えるのが Brushup の特徴です。これらのやりとりをメールでやることを想像してみてください。“情報伝達の効率性” や “情報の再利用性” で比較にならないほど、Brushup の方が優れていることが容易に想像できます。
このような事例は、Brushup のプロモーションサイトでも、紹介していません。一風変わった使い方、このようなことをお話ができるのは、セミナーならではの魅力だと思います。

大人数 & 遠距離でも怖くない!Prott 大活用術

“プロトタイピングツール Prott によるチームコラボレーション” のセッションでは、フェンリルも参加し、実際の利用シーンを踏まえ、以下のPrott の役立つ 3 つのポイントをお話しました。

  • 実機で動くこと
  • シェアできること
  • コメントできること

Prott はプログラミングの知識がなくても、面白いぐらい簡単に “実機で動かせるもの” を作ることができます。また、それをリモートでシェアし、動作を確認した人が、そのままツール内でコメントのフィードバックができます。ご紹介した事例では、関係会社が 6 社もあるプロジェクトでも、Prott のおかげで、いかにレビューがスムーズに進捗したのかをアピールさせていただきました。Prott はフェンリルにとって、本当に必要不可欠なプロダクトです。

懇親会、現場の本音トークに花が咲く

セミナー後の懇親会も大盛況。来場者のほとんどの方が参加してくださり、懇親会だからこそ話せる現場の本音トークに花を咲かせました。あるあるの悩みを話し合い、Prott や Brushup がそれらをどのように解決できるのか、濃い話をすることができました。
今回は、セミナーの告知で Prott × Brushup というのを前面に出したこともあり、IT リテラシーが高く、デザイン関連のお仕事をする方の参加が多いのが特徴的でした。次回は、どのようなテーマのセミナーになるか分かりませんが、今回と同様、来場者の方達が楽しめるセミナーにしたいと思います!