CASE STUDY

導入事例

並んだビジュアルから一目で状況判断ベテランの技を伝える育成ツールでも活用

株式会社Asian Bridge 様

渡邉秀明さんグラフィックス事業部 マネージャー
大石以江子さんグラフィックス事業部

2007年設立。webシステムやアプリケーション開発のほか、グラフィックス制作でも実績を伸ばしている。特長は「テイスト合わせ」案件のクオリティ。専門学校で教員を務めるほどのベテラン人材を多く擁し、技術力の高さと制作スピードが業界での高評価につながっている。2016年4月からBrushupをご利用いただいています。

1日100通を超えるメールのやり取りで
混乱しそうになることがあった

導入を検討したのは、品質向上と納期に応えて受注数が順調に伸び、社内デザイナーを増員して案件管理が煩雑になったからです。

Brushupを使用する前は、社内メンバーや外部クリエイターとメールによるやり取りが大量に発生していたため、ディレクターが常にチェックに追われていました。添付ファイルを開いて、ラフ・線画・着彩などが完了しているか確認し、修正があればメールで返信する。20案件ほど並行するので「これはどの案件だっけ」といった確認作業に時間がとられることもよくありました。

メールは文章を整えると5分はかかります。それに自分が送ったデータがわかっても他の進捗がわかりません。今後人員を増やして仕事を回すために、データをうまく一元化してみんなが参照できるツールがないかと考えました。

高機能は必要ない、わかりやすさが決め手だった

Brushupはビジュアルが一覧になって見やすいこと、Adobe Photoshopのpsdファイルが表示できることから「使ってみよう」と判断しました。無料プランから始めて2週間しないうちに有料プランに変えたと思います。

他社製品は高機能すぎて何をすればいいのかわからず、仕様書を読み込まないと使えないものもありました。でもBrushupはアップする・送るという機能が直感的にすぐわかる。やっぱり楽なツールのほうが使いやすいです。ガントチャートは別のツールを併用しているので、グラフィックの管理に特化したいというニーズにもぴったりでした。

実務の効率化のほか、ベテランの技術指導でも活用

導入後は一つ一つの作業が早くなった印象があります。たとえば修正については、チャット感覚で修正点のリストだけ伝えればいいのでメールより格段に楽です。画面で既読がわかるので「送りました」という連絡をしなくてもいい。

過去履歴が必要なときは、タグや案件名でデータを振り分けているので検索すればすぐ見つかります。チェックしたかどうか、最終データがどれかも一目でわかり、納品ミスはほとんどありません。ブラウジングのストレスがかなり減りました。

今は余裕を持って全体に目配りでき、個々の仕事量の調整まで柔軟に行えるようになりました。また、弊社は専門学校の教員を務めるベテランデザイナーが多いのですが、彼らの技術を伝えるときもBrushupが活躍しています。画面上で赤入れするので何を直すべきかすぐわかるんです。時系列で成長プロセスが共有でき、後進の育成ツールとしても便利に使っています。

※記載されている情報はインタビュー当時のものです。